基本情報
| ブース | Q6134 |
| 国 | JP |
| ウェブサイト | www.3d-architech.com |
会社概要
3D Architech, Inc. は、金属設計をミクロン単位で制御し、スケーラブルな生産でデバイス性能を引き出すことを目的とした、特許取得済みのゲル支援金属3Dプリンティング技術を開発しています。同社の金属3Dプリンティング手法は、より高度な微細形状を可能にしながら、より低コストの代替手段として位置づけられています。同社は、極めて微細なミクロン級形状を備えたスケーラブルな金属生産能力を掲げ、微細形状の制御を金属部品で実現できる構造に直接結び付けています。中核となる技術原理の一つがマイクロデザイン制御であり、ミクロン単位の幾何制御によって構造を最適化し、デバイス性能の向上を図ります。ゲルベースのプロセスは、既存の3Dプリンターと専用のゲル化学を組み合わせ、精密な分子制御によって製造コストを抑える設計です。同じマイクロデザイン能力は熱管理構造にも応用され、小さなスケールで形状を制御することで熱抵抗と圧力損失を低減します。冷却用途では、純銅および合金を用いてミクロン級形状を持つヒートシンクを製作し、材料と構造の自由度を高性能冷却に結び付けています。エネルギー変換用途では、ミクロン級の精度で多孔質金属アーキテクチャを開発し、気体や液体の均一な流れを制御してクリーンエネルギー技術の効率と性能を高めます。同社は米国ボストン周辺と日本の仙台周辺でチーム活動を行っており、二つの地域にまたがる技術組織を形成しています。2025年には、世界657社のスタートアップの中からSusHi Tech Challenge 2025 Pitch Contestの優勝企業に選ばれました。同年、積層造形におけるイノベーションを評価するSME AM Start-Up Technology Awardも受賞しました。2024年には8 MIT Sustainability Startups to Watchの一社に選定され、サステナビリティに関する節目も加わりました。
展示製品
製品ラインには、AIデータセンター向け液冷コールドプレートとゲル支援金属3Dプリンティング技術が含まれ、前者は具体的な熱管理部品、後者は微細な金属構造を製作するための製造プラットフォームに位置づけられます。AIデータセンター向けコールドプレートには最小特徴寸法10 µmの微細構造が用いられ、同社のマイクロスケール構造製作能力を具体的な寸法で示しています。この10 µm級のコールドプレート構造は、熱抵抗と圧力損失の双方を低減することで液冷時の冷却性能を高める設計です。3D Architech, Inc. はコールドプレートのマイクロデザイン制御をデータセンター冷却のエネルギーコスト削減にも結び付け、冷却部品の形状を運用効率の要素として扱っています。ゲル支援金属3Dプリンティングプラットフォームはミクロン単位の設計制御とスケーラブルな生産に対応し、性能が微細形状に左右される金属デバイスの製作に利用できます。その対象は従来のマクロな部品成形だけではなく高度な微細形状の製作にも及び、より低い製造コストで微細構造を実現する手段として提示されています。冷却関連では純銅および合金のミクロン級ヒートシンク、クリーンエネルギー関連では気体や液体の流れを管理する多孔質金属アーキテクチャを提供します。これらの供給範囲は、金属積層造形、マイクロスケール構造製作、AIデータセンター液冷、流体制御型多孔質金属を、半導体に隣接する熱・エネルギー技術分野に結び付けています。
対応領域・製品
- AIデータセンター向け液冷コールドプレート
- ゲル支援金属3Dプリンティング
- 10 µmマイクロスケール・コールドプレート構造製作
- ミクロン級純銅・合金ヒートシンク製作
- ミクロン級多孔質金属アーキテクチャ製作