基本情報
| ブース | I3000 |
| 国 | GB |
| ウェブサイト | www.vectorphotonics.co.uk/technology |
会社概要
VECTOR PHOTONICS LIMITEDはUniversity of Glasgow発のディープテック・スピンアウトで、特許取得済みのPhotonic Crystal Surface Emitting Laser(PCSEL)技術を開発する半導体レーザー専門企業で、PCSELは表面出射アーキテクチャで高い光出力、優れたビーム品質、幅広い波長柔軟性、低コストでスケーラブルな製造を組み合わせる新しいタイプの半導体レーザーで、従来の端面発光レーザーに対する利点を持ちます。同社は2020年3月にUniversity of Glasgowのフォトニクス研究グループから独立企業として設立され、独自のPCSEL技術をR&Dラボ環境と商用ファブの双方で実証し、高量産に向けて設計・プロセス知識を産業環境へ移管しています。開発実績には、世界初のall-semiconductor PCSELの製作、単一デバイスでの高出力・コヒーレンス・位相制御の同時実証、2D光ビーム整形・ステアリングの実証、通信可能性を示す世界初の1550nm PCSEL、量産準備性を確認する商用ファブでのPCSEL製作があります。VECTOR PHOTONICS LIMITEDはfablessモデルを採用し、設計、製造、試験、characterisation、生産量、供給能力が異なる世界の半導体ファウンドリパートナーへ製造を委託し、供給網のレジリエンス、柔軟性、拡張性を高め、迅速な市場投入と増産、ボトルネックリスク低減、業界統合への備えを図る一方、経験ある社内エンジニアを通じて設計・生産know-howを社内に保持しています。資金面では、£2.4mのUK Government grants、£1.6mのequity investment、£2.4mのequity investment、£3.3mのUK Government grantsを記載し、公的・民間投資と技術革新・商業可能性を評価する複数の受賞実績を持つとしています。同社はYole Développementによる2024年の半導体レーザー合計市場$8.9bn、内訳EEL $5.1bn、VCSEL $3.8bnという予測を示し、PCSELをこの市場全体の機会として位置付けながら、初期は次世代データセンターに重点を置き、通信、LiDAR、センシング、産業加工へ応用を拡大しています。同社は半導体レーザー、フォトニクス、商業化の専門性を持つチームに支えられ、量産展開に向けて商業的な牽引力の構築と世界のフォトニクス供給網との連携強化に注力しています。
展示製品
PCSEL技術は自由空間光リンクを含む次世代通信を支え、VECTOR PHOTONICS LIMITEDはPCSELを用いてRiver Clydeを横断するデータ伝送を実施しており、新興AI・hyperscale data centre向け光インターコネクト、LiDAR、センシング、産業加工にも位置付けられています。同社はPCSEL製造のためのファウンドリとの連携、CPO・トランシーバー開発組織との共同開発、地上・宇宙用途のFree Space Optical Communicationリンク共同開発、データセンターハードウェア供給企業とのシステム試験・評価を求めています。PCSEL技術はR&Dラボ環境と商用ファブの双方で実証されており、デバイス開発から量産展開、フォトニクス供給網での商業連携へ進む基盤となっています。
対応領域・製品
- PCSEL半導体レーザー技術開発
- PCSEL商用fab量産準備検証
- PCSEL 2D光ビーム整形・ステアリング
- 1550nm PCSEL通信用レーザー
- PCSEL自由空間光通信